FC2ブログ

かみやなぎあきらの官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

「陵辱マンション22 二人でお出かけ」

  「あら、前田さん。これ、聞いた?」

 引っ越して間もないのに、もう久美子さんはこの奥さんたちと顔見知りのようです。

 「ううん。なんなの、これ?」

 「なんでも昼間から大音量でAV見てる人がいるんですって。ちょっと迷惑よね~。」

 AV・・・、女の人の喘ぎ声が聞こえるということでしょうか?嫌な予感がしましたが、久美子さんはふ~ん、と言って「お盛んなのね~」と言いながら彼女たちに手を振り、私とその場を離れました。

 「・・・久美子さん・・・あれって・・・」

 最近、昼間から達也に責められることがあったので、私のことかと少し気になりました。

 「どうせ、欲求不満の奥様の言いがかりよ。気にしないことね。さ、コーヒー飲みに行こう」

 マンションを出て、歩いたことのない道を行きます。18歳まで住んでいたとはいえ一つ違う道に入るとそこはもう知らない町並みです。
 公園があり、若いお母さんらしき人が小さな女の子が乗っているブランコを押していました。気づかないうちにその親子を眺めていたのでしょうか、久美子さんが話しかけてきました。

 「皆川さんとこは、お子さん作らないの?」
 なんだか達也の奥様にそんなこと言われると不思議な気持ちになります。

 「・・・欲しいけど、なかなか・・・ね」

 ブランコの親子はもう帰るのでしょうか、手を繋いで向こうへ行ってしまいました。

 「・・・私は欲しいなあ・・・レイちゃんとの子供。無理だけどね」

 「久美子さんは達也とは子供は作らないの?」

 同性愛者ですが、仮にも結婚した相手ですから子供ができるようなことをしていると思っていました。ましては相手はあの達也です。

 「え~、たっちゃんはそんな相手じゃないよ~。結婚したのは私の親の目を欺くためだけだし。親は子供、子供ってうるさいけど、無視してる。好きなのはレイちゃんだけだし」

 どうも達也と久美子さん、レイの関係がわかりません。私のその気持ちを察したのか久美子さんが話してくれました。

 「レイちゃんはたっちゃんの会社の取引先の部長なの。レイちゃん、あれで仕事はやり手でね。ライバルも多いみたい。私との関係がばれそうになった時に達也が私と結婚する案を出してくれて・・・たっちゃんにはレイちゃんも私も感謝してるよ・・・」

 「そうなの・・・」

 「でも、たっちゃんはこれで良かったのかな、って思うんだ。いくら仕事で成功したいからってレズの女と結婚するかなあ。1回結婚に失敗してるからもう普通の女の人とは結婚したくないのかもしれない。って、私が勝手に考えているだけだけどね」

 達也がバツ1?初めて聞きました。

 私と別れてから10年も経っているのです。何人もの女性と関係を持っていたのだろうけど、実際に結婚していたと聞くとなんだか複雑な気持ちになりました。

 相手はどんな女性だったんだろう・・・きっと綺麗な人だったんだろうな・・・

 「あそこ、パン屋さん。私ね、新しいパン屋さん見つけたら絶対サンドウィッチ買うんだ。卵サンドあったらいんだけど」

 お洒落な看板のお店が見えました。久美子さんは待ちきれないように私の手を握り、走りだしました。そういえば、こちらに引っ越してから夫以外の誰かと出かけたことがなかったことに気づきました。

 

banner2.gif

官能小説ランキングに参加しています。
↑ポチ、よろしくお願いします。↓




 
 
スポンサーサイト
[PR]

[PR]

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。