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かみやなぎあきらの官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

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「陵辱マンション23 特殊な愛情表現」

「あ~、美味しかったね。これからご贔屓にしてやろう、あのパン屋さん」

 久美子さんは卵サンドとアンパン、チョコデニッシュにくるみパンを食べて、私はツナサンドとフルーツデニッシュを食べました。コーヒーも美味しく、また行きたいと思うお店でした。

 「久美子さん、意外にたくさん食べるのね」

 一体、小柄な身体のどこに入っているのかと思います。

 「うん、よく言われる。でもその食べっぷりがいいみたいでレイちゃんはよくご飯に連れて行ってくれるよ。まあ、今日は夕方から仕事だから、お昼に食いだめするから」

 食事の間は特に達也やレイさんの話はせず、パンの話や日頃の食事やヨガのことなどとりとめもないおしゃべりをしました。

 「今日は誘ってくれてありがとう。ひさしぶりに夫以外の人と食事して楽しかったわ」

 本当に楽しかったのです。達也のことや、夫との寂しさを忘れていました。

 「そお?それなら良かった。また、一緒に食べにいこうね」

 マンションのエレベーターに乗り込み、ドアが閉まると久美子さんが呟きました。

 「多分・・・たっちゃん、皆川さんのこと、好きだよ」

 「え?」

 「この間、皆川さんをいじめちゃったじゃない?あれからたっちゃんにこっぴどく怒られてね~。ちょっと前まで、女の子とっかえひっかえしてたのに、何?この変わりよう、ってレイちゃんと話したんだ。マジかもねって、レイちゃん言ってた」

 「マジって・・・」

 そんなこと言われても困ります。私はすでに圭祐という夫がいますし、達也も形だけとはいっても結婚しているのですから。

 「でもね・・・たっちゃんは結婚していてもフリーだからいいとして、皆川さんは違うからな・・・心配でね。それにたっちゃんの愛情表現って特殊だから」

 「特殊って?」

 意味がわからず、聞き返しました。すると久美子さんは慌てたように答えました。

 「あ、別に深い意味はないんだけど、めんどくさい男じゃない?たっちゃんって。っていうか男ってみんなめんどくさいよね」

 なんだかうまくはぐらかされたような気がしましたが、それ以上聞くのも達也のことを気にしていると思われそうで聞けませんでした。

 じゃあ、またね、とお互いの部屋の前で別れ、ドアを閉めたとたんにため息がでてしまいました。

 いまさら好きと言われても・・・達也はきっと私を持て遊んでいるだけだと思っています。たまたま越してきたマンションの隣人が昔の恋人だった。ちょっと手を出してみたかった、ただそれだけです。

 でも、また誘われたら私は断ることができるのか、情けないことですがわかりませんでした。このままだらだらと夫を裏切って過ごすのか・・・もう達也とは会わないほうがいい、わかっていますが・・・

 そんなことを考えていたら電話が鳴りました。管理人室から荷物を預かっているので取りに来て欲しいということでした。それならさっきエレベーターに乗る前に声をかけてくれたら良かったのにと思いましたが、仕方がありません。部屋に入ったばかりですが、またすぐに1階に下りました。



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