「あ、お弁当の人……」
相田のほうも陽一を覚えていたようだ。
「あ~、相田ちゃん、そいつよ。岡本。今日俺に弁当持たせて走らせたヤツは」
向かいに座ったチーフが大声で相田に話しかけた。今日何回この話をされただろうか。おそらく店中の人間が知っているだろう。チーフが言いふらしたせいで。
「そうなの? ごめんなさいね。岡本君。あの時私がちゃんと確認しておけば、良かったね」
お昼に会った時のように、少し上目使いで見つめられた。私服の胸元から胸の谷間が見える。脹脛と同じ、いやそれ以上に白い肌だ。
「い、いいえ、お、俺が悪かったんです! あ、相田さんのせいじゃ、ないっす」
相田は何か言おうとしたが、斜め向かいの店長がいきなり立ち上がって、歓迎会の挨拶を始めたので言いそびれたようだ。
「では、若い社員と、新しいパートさんが入ったので、皆さん、仲良く仕事、してくださいね~」
始まる前から飲んでいた店長はぐだぐだの挨拶をして、飲み会が始まった。
「岡本君は飲まないの?」
陽一の前に置かれているウーロン茶をつつきながら、相田は尋ねた。
「はい、車で来てるんで」
「ばかやろー、岡本。飲んだら代行頼めばいいじゃないかよ」
チーフが大声で話しに割って入ってくる。
「もう、宮崎さんには聞いてません。ねえ、じゃあ、帰り、送ってくれないかな?」
相田の肩が陽一に触れる。髪の香りがハッキリとわかった。
「え? ええ、いい、ですよ」
胸元からちらりとピンク色のレースが見えた。
どくん
体中の血液があの部分に集まるような感覚になる。
「ありがとう。今日は主人がいないから、どうやって帰ろうかなって困っていたの。良かった~」
さーっと集まりそうだった血が分散していった。
そうだ、相田さんは人妻だった………、一体何を期待してるんだ、俺は。
「送っていくからって、車で変なことすんなよ!」
チーフはかなり出来上がっている。
「こんなオバちゃんに手出さないわよ。ねぇ~、岡本君」
相田も酔ってきたのか、馴れ馴れしく岡本の腕に手を回してきた。
ひじに相田の胸が当たる。
や、柔らかい。
「おい、岡本は彼女いるのか?」
チーフが手酌でビールを注ぎながら聞いてきた。
「あ、まあ、一応」
ぬるくなったウーロン茶をすすりながら答える。
「な~んだ、いるんだ~。そうよね。若いもん」
相田が残念そうにつぶやいた。
脚を崩して、スカートの裾から白い太ももが覗いた。むっちりとした内腿からは何かが立ち上っているようだ。
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相田のほうも陽一を覚えていたようだ。
「あ~、相田ちゃん、そいつよ。岡本。今日俺に弁当持たせて走らせたヤツは」
向かいに座ったチーフが大声で相田に話しかけた。今日何回この話をされただろうか。おそらく店中の人間が知っているだろう。チーフが言いふらしたせいで。
「そうなの? ごめんなさいね。岡本君。あの時私がちゃんと確認しておけば、良かったね」
お昼に会った時のように、少し上目使いで見つめられた。私服の胸元から胸の谷間が見える。脹脛と同じ、いやそれ以上に白い肌だ。
「い、いいえ、お、俺が悪かったんです! あ、相田さんのせいじゃ、ないっす」
相田は何か言おうとしたが、斜め向かいの店長がいきなり立ち上がって、歓迎会の挨拶を始めたので言いそびれたようだ。
「では、若い社員と、新しいパートさんが入ったので、皆さん、仲良く仕事、してくださいね~」
始まる前から飲んでいた店長はぐだぐだの挨拶をして、飲み会が始まった。
「岡本君は飲まないの?」
陽一の前に置かれているウーロン茶をつつきながら、相田は尋ねた。
「はい、車で来てるんで」
「ばかやろー、岡本。飲んだら代行頼めばいいじゃないかよ」
チーフが大声で話しに割って入ってくる。
「もう、宮崎さんには聞いてません。ねえ、じゃあ、帰り、送ってくれないかな?」
相田の肩が陽一に触れる。髪の香りがハッキリとわかった。
「え? ええ、いい、ですよ」
胸元からちらりとピンク色のレースが見えた。
どくん
体中の血液があの部分に集まるような感覚になる。
「ありがとう。今日は主人がいないから、どうやって帰ろうかなって困っていたの。良かった~」
さーっと集まりそうだった血が分散していった。
そうだ、相田さんは人妻だった………、一体何を期待してるんだ、俺は。
「送っていくからって、車で変なことすんなよ!」
チーフはかなり出来上がっている。
「こんなオバちゃんに手出さないわよ。ねぇ~、岡本君」
相田も酔ってきたのか、馴れ馴れしく岡本の腕に手を回してきた。
ひじに相田の胸が当たる。
や、柔らかい。
「おい、岡本は彼女いるのか?」
チーフが手酌でビールを注ぎながら聞いてきた。
「あ、まあ、一応」
ぬるくなったウーロン茶をすすりながら答える。
「な~んだ、いるんだ~。そうよね。若いもん」
相田が残念そうにつぶやいた。
脚を崩して、スカートの裾から白い太ももが覗いた。むっちりとした内腿からは何かが立ち上っているようだ。
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