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かみやなぎあきらの官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

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やりたい盛り 20

「女にだらしないみたいで。本当は本社の営業だったのよ。でも事務の主婦パートに手だしたみたいで、相手の旦那が殴りこんできて修羅場だったって。で店舗に変えられたんだけどそこでもバイトや取引先の女性となんだかんだあったって」

 さっき感じた嫌な感情がますます強くなってきた。まさか、祐美に目をつけたんじゃ……

「あ、ありがとうございます。気をつけます」


 作業場の掃除も終わり、夜のバイトも帰した。更衣室で作業服を脱ぎながら携帯をチェックすると由美からのメールがあった。

(今日、仕事で近くまでいったからお店に言ったんだけど陽一さんいなかった。上司の人が探してくれたんだけど見つからなかったって。仕事中に探してもらっちゃって陽一さんからもお礼言っといてください。)

 あとは他愛もない仕事の愚痴や休みの予定が書いてあるのを見て、陽一はほっとしていた。

 良かった。チーフと何かあった訳じゃないみたいだ。

 社員駐車場に行くと、もうチーフが待っていた。運転席から顔を出して乗れと言っている。

「おせ~よ、片付け手間取ってたのか?」

 まばらになった駐車場を静かに車が走る。

「すいません、ちょっとメールしていて」

 はは、とチーフが笑った。

「お前の彼女、可愛いよなあ。友達とか紹介してくれよ」

 陽一は心の中で、「やっぱり」と呟いた。

「いや、休みが合わないんで無理ですよ。彼女、土日休みの仕事だし、たぶん友達もそうですから」

 車は陽一の駐車場の前で止まった。

「え? なんか食べにいくんじゃないんですか?」

「ん~、行こうと思っていたけど、思いのほかいい写真が撮れたんで今渡すわ。本命の彼女が無理ならこっちの女、紹介してくれよ」

 ばさ、っと陽一の脚に何枚かの写真が投げられた。

「なんなんですかあ、これ」

 1枚を手に取り、視線を落とした瞬間、陽一の頭の中は真っ白になった。


 店の制服を着ている男女が後背位で繋がっている。背中側から撮られた写真で二人の顔は映っていないが、誰かは見る人が見ればすぐにわかるだろう。

 陽一と相田の痴態だった。

「……ど、どうしてこれを」

 口が渇いて上手く喋れない。背中に冷たい汗が流れる。

「お前さあ、夢中になっててドア開いたことも気づかなかったぜ。せっかくお前と彼女を会わせてやろうと思って探してたんだよ。いやあ、しかしいいもの見せてくれて。お礼言わなくちゃ。ありがとう」

 写真は数枚あった。どれもドアから陽一たちに気づかれないように撮られたもので、顔は映っていない。しかし、どの写真にも陽一と相田の下半身が写っており、行為が終わった後、体が離れた時も撮られていた。

「これ、なかなかいいだろ? ほら、股からたらーって垂れてるの。ああ、やべぇ、立ってきた」

 チーフの声はやたらと明るい。それがかえって陽一に恐怖を感じさせていた。

「……これ、どうして……」

「お前、さっきからおんなじことしか喋ってないじゃん。ちょっとパニクってんのか?」





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