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かみやなぎあきらの官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

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やりたい盛り 24

(ああ! だめぇ! やめないでぇ! )

 激しく揺れる画面が黒い影を映し出した。ぐっと引いた画になるとその陰の正体がわかった。黒く縮れた毛とその割れ目に突き刺さっている赤黒い棒。白い粘液がその棒にまとわりついていた。

「よく撮れてるだろう? 最近のカメラってすげえよなあ。音もいいし」

 陽一はただ黙って画面を凝視するしかできなかった。相田の顔が映ってきたからだ。鼻の横から頬にかけて白い液体が付いていた。手首はまだ固定されているようだ。両脇が丸見えだった。

(うん? 何? どうしてほしいのか言わないと)

 男の声がする。チーフの声だ。

(ああん……、動いてぇ……)

 「相田を初めて見たときから感じていたんだよ。この女、好き物だって」

(だったら、ちゃんとちんぽくださいって言えよ)

 画面は接合部を映し出した。濡れた割れ目を大きな亀頭が出入りしている。

(あああ……、ください……、ちん…ぽ、ください……)

 相田の声は泣いているようだったが、なぜか喜んでいるようにも聞こえる。出し入れされる亀頭にはぬらぬらとした液体が付いていて光の具合できらきらと光って見えた。

(誰のちんぽ欲しいんだよ? え? はっきり言わねえとわかんないぞ)

(ああ! お願い、ちんぽ入れてぇ! チーフの、チーフの大きいの!)

(こうか? ほら!)

 画面が大きく揺らいだかと思うと、女の叫び声とも聞こえる喘ぎ声がして、録画は終わっていた。

「チーフ……」

 放心している陽一の手からスマホを取り上げると、チーフは言った。

「だからこんな女なんだよ。もう俺のちんぽに乗り換えやがったぞ。まあ、お前がどうしても相田としたいっていうなら、俺と一緒に3Pなら許してやるぞ、どうだ?」

「いや、いいっす……」

「だろうな。お前にはあのかわいい彼女がお似合いだ。じゃ、そういうことで。相田にはお前のことは言わないようにしつけたから心配すんな」

 あとちゃんと片付けとけよ、と言い残しチーフは行ってしまった。呆然と突っ立っている陽一を残したまま。



「……大丈夫? 陽一君」

 隣の助手席に座っている祐美の言葉で、陽一は我にかえった。

「え? 大丈夫だよ。ちょっとぼーっとしていた。危ないね、気をつけるよ」

 信号待ちで考え事をしてしまったらしい。

 今日は一ヶ月ぶりのデートなのに、陽一は相田とチーフのことばかり考えていた。

あれから店で何度も相田と会うことがあったが、彼女は挨拶はするものの明らかに陽一のことを避けていた。チーフに何を言われたがわからないが、陽一のことを責めることもなく、変な噂が聞こえることもなかった。チーフも以前と変わらず仕事に来ている。陽一が一番恐れていたことは、相田からの復讐だった。

 あの写真はどうなったんだろう……

 倉庫で後ろから撮られた写真は、顔は映っていなくても見る人が見れば陽一だとわかるだろう。その写真が誰かに渡ること、特に祐美に見られることを恐れていた。

「そう? なんだか、今日はずっと疲れているみたい。映画はまた今度にする?」

 たしかに疲れていた。仕事はそれなりにハードだし、妙な気を使いながら働くのは思ったより負担がかかっていた。

「そうだな……、今日は寝てしまうかもしれないし、じゃあ、ちょっと早いけどお昼食べる?」

 信号が青になった。前の車に続いてゆっくりとアクセルを踏む。

「そうね……、その前に、私行きたいところがあるんだけどいいかな?」

 祐美は行き先を告げず、道順を言い始めた。



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