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かみやなぎあきらの官能小説もどき

フルタイムで働きながら官能小説家としてデビューも狙っているかみやなぎです。ひとまずの目標は毎日更新です。

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「初めては先生と」19

「お願いはお泊りだけじゃなかったの?」

 「モーニングキスもお泊りに含まれております。」

 そういってタコのように唇を突き出すトオルを見て、真理子は吹き出してしまった。

 「・・・じゃあ、1回だけよ」

 そっと唇を重ねる。寝起きの乾燥した唇が少し開き、ねっとりとした柔らかい舌が入り込んだ。

 「んん・・・」

 真理子の予想した朝のキスよりも濃厚なキスをトオルはしてきた。片手を背中に回され、もう片方の手で胸を揉みだした。 キスだけでも敏感になっているのに、胸まで触られて真理子は両ももを思わず擦り合わせてしまった。ブラジャーの上からでも乳首は敏感になっている。

 「あ、ぁはん・・・あ、ダメ。トオルくん・・・したくなっちゃう・・・」

 いつもトオルには途中までで、思わず口にでてしまった言葉だった。

 「え?真理子先生もしたくなるの?」

 驚いた顔をしてトオルが聞いた。

 「・・・女だってしたくなります・・・いつも途中までで・・・トオルくんは意地悪よ」

 驚いた表情だったトオルだが、嬉しそうに笑うと下からぎゅうっと真理子を抱きしめた。

 乾いていた唇はしっとりと濡れてきて、真理子の耳に心地よい吐息とキスをした。

 「・・・そう言ってくれて、俺・・・嬉しいな。」

 優しく背中を撫でる。それだけでも真理子は感じてしまうのだが。

 「でも・・・まだ、ダメなんだ・・・」

 ふう~、とため息が耳にあたる。

 「・・・だよね・・・」

 真理子にもその理由はわかる。今のトオルには合格することが最優先だ。真理子が求めたらいけない。合格させることが仕事なのだから。

 「さあ、朝のキスもしたことだし、ご飯たべましょうか?」

 顔をあげ、できるだけ明るく言ったつもりだが、胸が少しだけ痛い。身体を起こそうとしたが、トオルは離さなかった。

 「ん・・・ごめん、先生。もう少しだけ待って・・・」

 「待つって?何を?」

 ドキドキするが、所詮は家庭教師なのだ。それ以上でもそれ以下でもない。そのことは真理子自身がよくわかっていた。トオルが合格すれば、仕事は終わりなのだ。

 「俺が、合格するまで。合格したらちゃんとするから。」

 何をちゃんとするのかはわからなかったが、真理子は頷き、軽くキスをした。

 「わかった。ご飯たべよ。お父さん、待ってるよ」

 キスをしても、真理子の胸は少しだけ痛かった。



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